鳥取たくみ工芸店

2024/03/11 12:15

朝倉 康登 削る仕事展

 当たり前が一番むずかしい。こちらの方がいいとわかっていても、手間や効率を考えてしまい簡略化してしまいます。そんな中手間暇惜しまず黙々と仕事に向かうのが、湯梨浜町で工房を構える木工職人朝倉康登さん...

2022/12/02 13:46

工房ゆみはま展2022

トントンカラリ小気味よい音が工房に響く。ここは鳥取県西部・境港市にある弓浜絣を作る「工房ゆみはま」だ。音の正体は機(はた)織り機が奏でる作業音。織り機には縦の方向に840本もの糸がセットされ、水平方向...

2022/10/25 16:47

山根窯・石原幸二作陶展2022

 手になじむ器、コロンと可愛らしい蓋物などの様々な形に、優しい飴、エキゾチックな鉄などの釉薬をかけ、スリップウェアや幾何学的から民族調などの文様を施し作り出す山根窯・石原幸二さんのやきもの。色...

2022/08/23 17:17

延興寺窯展2022

 「人事を尽くして天命を待つ」 昨年の登り窯の窯焚き直前に山下清志さんが語った言葉です。最善を尽くし後は委ねる。まさに延興寺窯らしい言葉です。 今から44年前、兄碩夫さんと浦富焼を再興し磁器を作って...

2022/06/11 16:29

石飛勝久・勲 二人展

 美しさを表現するには様々な言葉があるが石飛勝久さん、勲さんの器は凛としたという言葉が似合っている。白と呉須を基調としシンプルで潔い佇まいだ。そして芯のある形が美しい。しかし凛とした中にもそれぞれ...

2022/04/16 18:30

野間 清仁 木工展 〜愛され続ける暮らしの品々〜

 時代が変わっても私たちに愛され使い続ける暮らしの品々。そこには普遍的な美しさが宿っている。そして使えば使うほど美しさが増してくる。 鳥取県の県境からほど近い岡山県美作市後山に、野間清仁さんの工房...

2022/03/17 16:19

朝倉 康登 削る仕事展

ガッ ガッ ガッ小気味良い音が響く。ここは木工作家・朝倉康登さんの工房だ。音の正体は桜の木のお皿をノミで削る音だ。そしていい木の香りが鼻をくすぐる。朝倉さんの木工品はカトラリー、お皿、へら、スツー...

2021/12/12 11:12

工房ゆみはま 弓浜絣展 2021

 物に想いや願いを込める。古来より私たちは平穏な世の中や明るい未来を願い、自然や物に想いを込めてきた。 鶴一羽。これは工房ゆみはまが得意とする弓浜絣の代表的な文様だ。大阪民藝館の絣展でもメインビジ...

2021/07/27 10:43

延興寺窯展2021

 「用の美」 暮らしに根ざし使うために作られたものに対する美しさを指す言葉だ。その「用」にこだわり暮らしに寄り添う延興寺窯の器は、和食・洋食・中華・エスニックなど様々な料理を受け止めてくれる頼りに...

2021/05/27 17:45

型染 くじら

友とはどういった存在だろうか?いなくて大丈夫という人もいるし、必要不可欠ではないかもしれない。でも一緒にいて心地いいし、人生を楽しくしてくれる。くじらさんこと谷口さんの布は友のようだ。鳥取市福部町...

2021/01/07 12:26

朝倉康登

木の器を作る「ドモク堂」の工房を訪ねました。ドモクは「土と木」。土は益子で陶芸活動をする妻の両親、木は湯梨浜町で制作する朝倉康登さん、3人のユニットで全国的に活動しています。朝倉さんが作る木製品は、...

2020/12/28 11:40

牛ノ戸焼

曳田川が流れる谷に面した棚田の合間、石垣の上に大きな平屋の工房があります。牛ノ戸焼六代目の小林孝男さんに制作工程を案内していただきました。敷地の下のほうにある、草の生えた小山を指差し、これが荒土だ...

2020/12/19 12:29

しまいべ織

しまいべ織は、木綿糸を藍で染め一間機(いっけんばた)で織った因幡の手織りです。江戸時代の農民は衣服の素材や色が制限され木綿を藍染にしたもの以外扱えませんでしたが、藍染の発達とともにその制限のなかで...

2020/12/11 12:20

工房ゆみはま

トントンカラリ小気味よい音が工房に響く。ここは鳥取県西部・境港市にある弓浜絣を作る「工房ゆみはま」だ。音の正体は機(はた)織り機が奏でる作業音。織り機には縦の方向に840本もの糸がセットされ、水平方向...

2020/10/29 13:31

おぐら屋

山陰地方で最古級の温泉と言われる鳥取県岩美町岩井温泉の表通り。ショーウィンドウに愛らしい木彫人形が並んでいます。おぐら屋は代々続く木地師が営む郷土玩具の工房です。木地師とはろくろで木材を回転させ刃...