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鳥取たくみ工芸店

オンライン
96歳 村穂久美雄
 150枚のショール展

 11/11(月) ~11/18(月)
スライドサブタイトルなし

村穂 久美雄

トントン カラリ リズミカルに織る村穂さんの姿は何とも生き生きしています。
そうして出来上がったショールは気持ちよく、使いやすいのはもちろん、表情豊かな柄や優しい色合いも魅力です。
民藝に感謝し、使い手に想いを馳せ、今年の酷暑の中、夜コツコツと織った、例年より50枚も多い150枚の色とりどりのショールをどうぞご覧くださいませ。

  • 村穂久美雄さんは鳥取県米子市在住の御年96歳。鳥取民藝の父、吉田璋也の生前を知る数少ない方の一人です。村穂さんは20代の頃吉田に出会い、物を通じて民藝の美を伝える通称「吉田学校」で直接学び、民藝の虜になりました。民藝の美を学んだ村穂さんは、鳥取県西部で家庭で織られていた弓浜絣に美しさを見出し蒐集を始めます。その蒐集が認められ昭和43年に民藝の聖地日本民芸館で「山陰の絣展」が開催され村穂さんの蒐集品が展示されました。
  • また退職前から作り手の道も進み出します。地元の女性の方々に織りの技術を学び「肌触りが良く、暖かく、使いやすく、使い手のことを想いものを作る。そのためには材料を惜しまない。」という吉田璋也から学んだ民藝の精神でショールを織っています。糸は草木染めをしたあとが色落ちを防ぐために化学染料を使っています。「化学を全て否定したら人間の英知を否定することになる」とおっしゃっていたのが印象的でした。
  • ふわっと首元にまとうと心地よく、優しい色合いで配色が一つ一つ違い、巻くたびに違った表情を見せてくれる木綿のショール。手でないとできない仕事です。人生の喜びを与えてくれた民藝に感謝し、使っていただく皆様へのの思いを馳せ織り上げた村穂さんのショールはプリミティブな魅力に溢れています。

    木綿ショール ¥5,500 送料全国一律 ¥600
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